「世界平和の森づくりプロジェクト2020」活動報告

 2020年3月12日から3月16日の日程で、「世界平和の森づくりプロジェクト2020」をインドネシアのカリマンタン島で開催しました。

 本来の予定では、毎年3月に開催している青年・学生対象の海外プロジェクト「Global Youth Project in Indonesia」 の開催を準備していましたが、新型コロナウイルスの拡大を受けて、参加者の安全を考慮し、中止の判断をいたしました。

 そのため、今回は世界平和青年学生連合 (YSP) のスタッフとNPO法人アジア植林友好協会の宮﨑林司代表理事が代表してインドネシアのカリマンタン島に渡航し、現地のかたがたと共に植林を行いました。

 カリマンタン島は動物や植物の楽園と呼ばれている自然豊かな島です。しかし、近年、熱帯雨林の伐採や火災により、大規模な森林が失われています。

 YSPはカリマンタン島の自然を取り戻すために2016年より植林プロジェクトを継続して行っています。今回も500本のモリンガを植林しました。

 また、今までに植えた苗木の成長を確認したところ、昨年植林したモリンガはたった一年間で3メートル以上に成長していました。モリンガは一般の木に比べて約20倍の二酸化炭素を吸い込むことで知られており、環境問題の解決に大きく貢献できます。

 また、同時期にバリ島でも、現地の協力団体が責任をもって、バリ島州政府が植林を希望しているユーカリ種アンププの木を500本植林しました。

 今回のプロジェクトも含めて、今までにYSPがインドネシアで植林した本数は6350本になります。

 異常気象が世界的に確認され、毎年多くのかたが亡くなっています。環境問題の解決に時間の猶予はありません。これからも地球の未来を救うアクションを私たちから起こしていきます。

地球の未来を守る
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