鳥取市が企画する棚田保全ボランティアに4月29日参加しました。当日はメンバーのほかに地元の方や行政職員、鳥取大の教授と学生ら合わせて100人あまりが国府町に集まり、用水路の清掃と交流を行いました。
　地元の方からのあいさつや清掃についての説明を聞いたあと、車に分乗して集落のさらに上にある用水路まで移動しました。この用水路は140年あまり昔に整備された歴史的な土地改良施設とのこと。グループごとで一列になり、順次移動しながら幅1ｍほどの用水路にある枯葉や石を取り除きました。
　初めてこのような作業をするメンバーも多かったですが、美しい新緑や棚田の景色にも癒されながら協力して清掃することができました。2時間あまりの作業後には交流館にてジビエや山菜料理のバイキングがふるまわれ、山の味覚を堪能しました。
　初めて参加した学生は「肉体的にはかなり疲れましたが、自然にも本当に癒され心が浄化されました」、「地域の方と交流できたことが貴重でした。来てくれてありがとうと何度も言われ、自分にもっとできることはないかと考えました」などと話していました。