活動レポート

萱刈りボランティア

 11月3日(金)、スキー場のゲレンデにて茅葺き屋根に使用される萱刈り作業のお手伝いに3名で参加してきました。刈った萱は重要伝統的建造物郡にも指定されている神社周辺の宿坊や昔ながらの民家など歴史のある建物の屋根のふきかえ用に使われるとのことでした。
 天候にも恵まれて秋晴れでとても気持ちが良く、遠くに見える雪化粧した山々と紅葉のコントラストがとても美しく素晴らしい景色が広がっていました。萱刈りは地元の職人さんからご指導頂きながら作業を進めていきました。
 萱を束にして掴みながら刈ってまとめていくという単純な作業の繰り返しでしたが、高さが2メートル以上あり、また萱も太く、慣れるまでなかなか時間がかかりました。昼食はシートを敷いて作業にこられていた皆さん(総勢15名くらい)と一緒に食事をさせてもらいました。職人さんから茅葺き屋根についていろいろお話を伺うこともできて勉強になりました。16:30まで作業のお手伝いをさせてもらい解散となりました。
 参加したメンバーからは「自分たちの刈った萱が、実際に屋根のふきかえ用に使われると聞いたので、伝統文化の保全や地域貢献に役立つことができたのかなと感じます。とても貴重な体験ができました。」「普段とは違った環境で青年のメンバーだけではなく、一般の方と作業(活動)できたことが新鮮でした。また、景色がとても綺麗で感動的でした。」といった感想を頂きました。
 活動として新しいことにチャレンジでき、また地域貢献できたことは今回の活動の収穫だと思います。今後もvisionにそった内容で活動の幅を少しでも広げていけたらと思います。

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