活動レポート

被災地ボランティア

 真備のボランティアに参加させていただきました。被災地ボランティアには以前から行きたいと思っておりましたが、都合が合わず参加できずにいました。現場を見ることができ、作業していきながら人の繋がり、温かさ、人のために生きられる喜び、今後の復興のために継続していくことの必要性を感じ、参加して本当に良かったと思います。先回参加したメンバーが「行ってみると、行く価値が分かる」と話していた理由が分かりました。
 現地は思ったほどひどい状況ではなく、復興が進んできていると感じました。ボランティアセンターが事前にニーズを把握しているので、受付をして、作業に必要な道具を準備して移動しました。
 今回は私たち4人と、岡山から来ている高校生3人とその先生と8人ですることになりました。作業内容は基礎の柱や塀、植木などの高圧洗浄、柱の拭き取り、不要品回収、再利用するサッシなどの拭き取りでした。何回かボランティアも入っていて泥の掻き出しをしていたので、比較的仕上げに近い作業でした。
 不要品の撤去などもトラブルにならないように、家主に一つ一つ確認しながら作業しました。柱拭きも高校生たちが積極的にしてくれました。休憩中もいろいろ話をしていきました。
 YSPも社会人や学生の集まりで、主に芦田川の清掃活動をしていることや、全国にあって自分たちは東広島エリアの所属だということを伝えました。家主さんも良くしてくださり、本当にありがとうと言いながら、飲み物や食べ物を毎回の休憩に出してくださり逆に申し訳ない思いがしました。
 
 私たちとは別にもう1人、道具の運搬や廃棄物の回収をするボランティアの方がいましたが、その方はほぼ毎週参加しているそうです。被災地ボランティアの中枢スタッフは社会福祉協議会の方で、その他は定年を迎えた人、地元の企業の人、NPOの何団体かの方々で運営しているようです。お話を聞くと、人の繋がりや温かさを感じました。
 適宜休憩を挟みながら、泥だらけになりながら作業していき、ある程度計画したところまで終えることができました。使った道具を少しきれいにしていたら、今まで道具をきれいにして返す人はいなかったと驚かれました。
 場所によっては避難生活を余儀なくされている人、水に浸かって休校になっているところもあり、バスで早くに出て通う人などがいたりするので、ボランティアの必要性がまだまだあるので風化させないようにしていくことが大事だと思いました。

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