活動レポート

被災地ボランティア

 9月22日(土)7月に起こった西日本豪雨災害で被災した広島県安芸郡坂町という場所に、YSP東広島連合会の福山支部及び三原支部合わせて10人のメンバーが集い参加してきました。
 福山、三原それぞれの支部を朝6時半ころに出て、8時過ぎに坂町災害たすけあいセンターに到着し、受付を済ませて被災地でのボランティアの心得や熱中症対策などのオリエンテーションを受けました。 その後、私たちの団体を含め30人くらいの人たちが被災した家に行き、二つのチームに分けて片方のチームは庭の池や軒下に入った土砂をショベルで掻き出しバケツリレーで運ぶ作業、もうひとつのチームは庭のいたるところに入り込んだ土砂を一輪車やバケツをつかって運び出す作業をしました。 この日は9月なのにもかかわらず30度を超える暑さで、みんな汗びっしょりになっていました。
 作業の途中で、社会福祉協議会の方から「YSPさんのような団体の手がもっと必要で、継続的なボランティアに来て欲しい」と言われたことが印象的で、メディアでは放送されなくなったので必要性がないのかと思ってたけどまだまだ人の手が必要で、もっと行き続けないといけないんだと思いました。また、被災された方から、「最初、被害の状況を見た時に目の前が真っ白になり、当分何もやる気が起こらなかった。 けれど、ボランティアの方々に来てもらって元に戻っていく姿を見ながらたくさんの力をもらい本当に助かっている」という言葉を聞いたときに「もっと力になりたい」という思いが心の底からわいてきました。
 
≪参加者の声≫
 

〇今回初めて参加しました。災害の後に行きたいという思いがあったが機会がなく、YSPの事を聞いて参加させてもらいました。ひたすらバケツリレーをして、だんだんと腕が上がらなくなるほどしんどい作業でしたが、終わったあとの爽快感がとても良かったです。また参加していきたいです。(高校生 男子)
 
〇活動内容は男性と同じように泥かきだったので、最後は腕が結構疲れましたが、10分ごとに休憩があったり、家主さんがかなり感謝されていて、それに力をもらい、最後まで出来ました!(青年 女性)
 
〇日常の生活の中で感謝されることはあまりないけど、このような作業を通して喜ばれるのは本当にうれしいですね。また、来る機会を作っていきたいです。(青年 男性)
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